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宇内一童のブログ

「探偵!ナイトスクープ」のパロディを書いて思ったこと

 

探偵!ナイトスクープ」を見ていて「これはWebでやっても面白そうだなぁ」と思ったので、このたびオモコロで探偵!ナイトスクープ風」の特集記事を2回連続で書いた。

 

  

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【探偵!ナイトスクープ風】南くんの恋人 | オモコロ

  

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【探偵!ナイトスクープ風】ハリー・ポッターと賢者の石 | オモコロ

 

撮影してくれたのは、十年来の友人の長濱くん(@nghmrsk)。

2作目のハリー・ポッターでは8時間にも及ぶ打ち合わせに付き合ってくれて大変助かった。長濱くんありがとうバカ野郎、またよろしく頼みます。

 

オモコロに載せ切れなかった写真がたくさんあるので、需要はないと思うけど何枚か貼っておく。 

 

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ナイトスクープ風」の記事は今回が完結のつもりで書いたけど、書いてて楽しかったのでまた機会があればやろうと思う。

 

今回記事を書くにあたりナイトスクープについていろいろ調べたのだが、その中でも特に目から鱗がポロリだったのが、今でこそテレビで当たり前のように使われている「テロップ」という手法を始めたのは他でもなく『探偵!ナイトスクープ』だということ。恥ずかしながら調べてはじめて知った。

 

出演者の言葉にテロップを付けて強調する手法は現在日本のバラエティ番組で日常的に行われているが、これはこの『ナイトスクープ』が最初に行ったものとされる。

 

探偵!ナイトスクープ - Wikipedia 

 

ナイトスクープのテロップはいたってシンプルである。昨今のテレビ番組にありがちな過剰な表現は使わない。過剰な表現とは、例えばテロップの多用、フォント(種類、大きさ)の多用、色の多用などである。

 

▼過剰な例

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このような派手派手なテロップが巷にあふれているために、ナイトスクープの簡素なテロップが逆に新鮮に見える錯覚に陥る。

 

 

ナイトスクープ(20年間解けないモンゴルのパズルの回)

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画面左上に依頼内容のタイトルスーパーが見えるが、これは2007年から追加されたもので以前はなかった。また画面下のテロップも昔はもっと控えめで頻度も少なかった。時代に合わせて少しずつ演出が加えられていったのだと思うが、それでも全体的に控えめであるため、最近のバラエティ番組のテロップにおける露骨な「ココ笑うところですよ」感はナイトスクープにはないように感じる。

「ココ笑うところですよ」が悪いみたいな書き方になってしまったがそうではなく、それはそれで親切で分かりやすいなとは思う。しかし自分は親切であればあるほど顔から表情がなくなっていく。

 

ボクは「笑う」を「落とし穴に落ちる」に置き換えて考えることがよくある。

落とし穴で考えたときに「ココ笑うところですよ」とはつまり「ココに落とし穴がありますよ」である。そんなことを言われて自ら落ちるバカはいないだろと思ってしまう。できることなら、じっと目を凝らしてもそこに穴があることがわからぬほどの場所に足を踏み入れて、なんの疑いもなく歩みをすすめて谷底みてえな深い穴に豪快に落とされそして顔面泥まみれになりたいのである。

 

ナイトスクープは、ボクが穴に落ちることを邪魔しない。そこに落とし穴などないように思わせてくれる。そういうところが好きだ。

 

テロップだけでなくいろんな手法がナイトスクープから生み出された。そしてその形や手法を大きく変えること無く25年以上も続く長寿番組となり、しかも平均視聴率20%だというから「スゴ味」を感じざるを得ない。

 

例えば、「視聴者からの依頼に答える」というスタイルはもちろんのこと、「カメラが先まわりをせず、探偵の後からついていくこと」「映像としての連続性は度外視して単に面白いシーンを無造作につないでしまうこと」「素人の依頼者を出演者として同行させてしまうこと」「ビデオの登場人物に対して、スーパーテロップで突っ込みを入れること」などが、ナイトスクープが始めた新しい試みであったという。
さらに、「突っ込みスーパー」は、「話している言葉をそのままスーパーテロップでフォローすること」に発展し、今やバラエティ番組の常識にまでなっている。つまり、テレビの歴史を変えたということである。

 

「愛の物語」としてのナイトスクープ

 

笑っていいとも!」「はなまるマーケット」など、長寿番組の終了が記憶に新しい。「探偵!ナイトスクープ」にはこの先、50年、100年と、形を変えること無く存続してほしい。そう願うばかりである。