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Morimori eat vegetables

宇内一童のブログ

ティーン雑誌を読めば中二病が見つかる

出し抜けになんだと思われるかも知れないが、
胸きゅん♥恋の思い出グッズ」について考えてみたい。






これはティーン雑誌「hanachu(ハナチュー」のコーナーのひとつ。
恋の思い出グッズを、その思い出といっしょに紹介するという趣旨である。


自分の中学時代をふと振り返ってみる。
そんな甘酸っぱいグッズがあっただろうか? 答えは2秒で返ってきた。



「ない」



好きな子を前にすると緊張してしゃべれなくなる自分は、
グッズはおろか会話すらまともにしたことがなかった。


では、ハナチューの面々はどうだろうか。
どんな恋の思い出グッズを持っているのか……ちょっと覗いてみよう。



お守り2コ持ちか。
発想が初々しくてイイね。




ガチャピンとムックか。
比喩がいかにも中学生らしくてイイね。




知らんがな。
でも、なんかイイなぁ。




…………えっ?




疲れちゃったって……。
駿士クン、ちょっと待ってくれ。




……駿士クン、わかった。わかったから。
疲れたのはわかったから一旦ボクの話を聞いてくれ。



ティーン雑誌はティーンの聖域であり、
もうじき30(サーティー)の男が足を踏み入れるのは良くない。
それは重々承知した上で、どうか駿士クン、ボクにひとこと言わせてくれ。



「お前は何を言ってるんだ?」



何があったかは知らない。
本当に疲労を伴う恋愛だったのかも知れない。
授業の合間にレッドブルを飲まなきゃやってらんないような、
そんな恋愛だったのかも知れない。


しかし駿士クン、それでもボクは言いたいんだ。



「疲れてんじゃないよ」



キミを揶揄するわけじゃない。それはわかってほしい。
揶揄するどころか、むしろボクはキミを心配している。……何故か?



なぜならキミは、中二病を患っているからだ――。







キミはきっと、自分の載ってるこの雑誌(2010年11月発行)を持っていることだろう。
2年前に中学生だったキミは無事に進学できていれば現在は高校2年生だ。
まだ気づいていないかもしれないが、病気に気付くときが必ずくる。


それは大学受験に合格したころかもしれない。


一人暮らしを始めるためにキミは荷造りをしている。
押入れの中を整理していると、すっかり埃のかぶった雑誌が目に入る。



ハナチューだ。



雑誌に載ったことは覚えているが、
どんな風に載ったのかまでは思い出せないキミ。



「超なつかしい。たしか俺はこの雑誌に載ったんだよな」



何の気なしにハナチューをぱらぱらとめくる。

すると、とあるコーナーの片隅に小さいながらもひときわ異彩を放つ自分の姿を発見するのである。





「……これはマズいぞ」


そう思うことだろう。

そのマズさ(=黒歴史に気づいたとき、どうするべきなのか。
キミに取れる選択肢は次の2つしかない。



・焼却処分して無かったことにする
・鉄板の自虐ネタとして常にカバンに忍び込ませておく



後者のような人間に育って欲しい――。

そう願う今日この頃である。

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